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【浜松 テナント】居抜き・スケルトンの違いと「初期費用」「退去費用」までの全体像

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2026/01/25

【浜松 テナント】居抜き・スケルトンの違いと「初期費用」「退去費用」までの全体像

浜松でテナントを借りて開業する時、家賃と立地だけ見ていると“後で詰む”ことがあります。原因はだいたい2つで、**初期費用(入る時)と退去費用(出る時)**をセットで見ていないこと。 そして、その分岐点になるのが 「居抜き」か「スケルトン」か です。 この記事では、浜松でテナントを借りる前に押さえるべき全体像を、借り手・貸し手双方の視点で整理します(未来志向で言うと、ここを抑えた人だけが“次の一手”を打てます)。

【浜松 テナント】居抜き・スケルトンの違いと「初期費用」「退去費用」までの全体像

浜松でテナントを借りて開業する時、家賃と立地だけ見ていると“後で詰む”ことがあります。原因はだいたい2つで、**初期費用(入る時)退去費用(出る時)**をセットで見ていないこと。

そして、その分岐点になるのが 「居抜き」か「スケルトン」か です。
この記事では、浜松でテナントを借りる前に押さえるべき全体像を、借り手・貸し手双方の視点で整理します(未来志向で言うと、ここを抑えた人だけが“次の一手”を打てます)。


1. そもそも「居抜き」「スケルトン」とは?(定義をズラさない)

居抜きとは

前のテナントが使っていた内装・設備(厨房、カウンター、空調など)が残っており、条件が合えばそれを活用して開業できる物件のこと。

ただし重要なのは「残っている=使える」ではない点です。実務では、設備が古い/容量不足/故障/図面がないなどで、結局やり替えになることもあります。

スケルトンとは

内装・設備が基本的に撤去されていて、箱の状態(ゼロから作る前提)の物件のこと。自由度は高い反面、工期と資金が必要です。


2. 結論:居抜きは“安くなる可能性がある”が、外すと高くつく

居抜きは「初期費用を圧縮できる」可能性があります。一方で、以下の条件が揃うと逆に危険です。

  • 居抜きなのに契約上は「退去時スケルトン戻し」
  • 造作譲渡(内装・設備の買い取り)が高額
  • 設備の故障・不足が判明して追加工事が連鎖

未来志向で言うと、居抜きは“当たりを引いた人の武器”ですが、外すと撤退コストまで膨らみます。


3. 【初期費用】浜松でテナントを借りると、最低いくら見ておくべきか

浜松での開業モデルの参考は以下になります。

  • 想定坪数:10〜15坪
  • 家賃予算:月額10万〜18万円(1坪あたり1万〜1.2万円想定)
  • 初期費用:保証金3ヶ月分+仲介手数料+内装費=合計約150万〜300万円
    Source

この「150〜300万円」は、開業規模によっては“ミニマムライン”。居抜き・スケルトンで、ここから上振れ/下振れします。


4. 初期費用の内訳(ここを落とすと資金ショートする)

初期費用は「物件取得費」と「開業準備費」に分けると見誤りにくいです。

物件取得費(契約でほぼ確定)

  • 保証金/敷金(家賃◯ヶ月)
  • 仲介手数料
  • 前家賃
  • 保証会社費用
  • 火災保険など

開業準備費(業態でブレる=要管理)

  • 内装工事費(居抜きかスケルトンかで最も変動)
  • 設備費(厨房・空調・給排水・電気容量)
  • 看板・サイン
  • 什器備品・機器
  • 工事期間中の固定費(家賃が発生する契約もある)

ここで大事なのは、居抜きでも「設備の入替」が出るならスケルトンと費用差が縮むことです。つまり、居抜きは“検証して勝つゲーム”です。


5. 【居抜きの核心】造作譲渡(買い取り)の考え方

居抜きで揉めやすいのが造作譲渡です。

  • 前テナントの内装・設備を、次のテナントが買い取る
  • その分、内装ゼロからの投資を抑えられる

ただし、ここで未来のリスクが出ます。

  • 「譲渡された設備」が壊れたら誰が直すのか
  • 退去時、その設備を撤去する義務は誰が負うのか
  • “居抜き退去可”なのか、“スケルトン戻し”なのか

居抜きで失敗する人は、入口(譲渡金)だけ見て、出口(撤去義務)を見ていません。


6. 【退去費用】原状回復・スケルトン戻しで、どこまでが誰負担?

退去費用は「契約で決めた状態に戻して返す」コストです。
考え方の整理として、国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」が参考になります(本来は住宅賃貸向けですが、“負担の考え方を分解する”のに使えます)。Source

ガイドライン本文(PDF)もこちらです。 Source

率直に言うと、事業用は特約が強いので、最終的には契約条項が勝ちます。
だからこそ、「契約前」に読み切っておくのが唯一の勝ち筋です。


7. 退去費用が重くなりやすい代表項目(業種によって“地雷”が違う)

  • 内装解体(壁・床・天井)
  • 空調撤去・復旧
  • 厨房撤去(ダクト、グリストラップ含む)
  • 給排水の復旧
  • 電気容量の戻し(動力など)
  • 看板撤去
  • 産廃処分

飲食は設備が強い分、撤去も強い。
美容・サロンは給排水や電気容量が想定外だと、入居時も退去時も効きます。


8. 借り手・貸し手が“揉めずに得する”着地点(テナント管理会社の視点)

このサイトの立ち位置(借りたい人/貸したい人の両方)を踏まえると、理想はこれです。

  • 貸主:次が決まりやすい状態で貸す(空室期間を短縮)
  • 借主:初期費用と退去費用が読み切れる(資金繰りが崩れない)

そのために必要なのは3つだけ。

  1. 貸す状態(居抜き/スケルトン/残置物)を明確化
  2. 返す状態(原状回復/スケルトン戻し/居抜き返し)を条文化
  3. 引渡し時点の状態を写真・チェックリストで記録

未来志向で言うと、これができると「次の入居者」を前提にした設計(居抜き循環)が作れます。


まとめ:浜松テナントは「入口(初期費用)×出口(退去費用)」で判断する

居抜きかスケルトンかは、内装の違いではなく資金計画の違いです。

  • 居抜き:当たれば初期費用圧縮。ただし出口(退去条件)を外すと痛い
  • スケルトン:初期費用は増えやすいが、仕様と責任が整理しやすい

結局は「安く入る」ではなく、退去まで含めて契約を設計することが重要です。